被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

墓石やその他石造物の被害はある程度避けられるとの思いで礎を開発しました。

「転ばぬ先の杖」備えて大切な墓石を守りましょう。

 

被災した墓石などを見て頂くことで防災にお役立ていただければ幸いです。

 

      ※写真の転用・転載をご希望の場合は一報ください。

      ※施工店様・工具店様はご自由にお使いいただけます。


 

この度の能登半島地震では珠洲市で礎施工の墓石被害報告ありましたので調査に行ってまいりました。

※2024年2月12日

引き続き調査をし、状況が変わりましたら随時報告をしてまいります。

 

 

この度の地震では金沢市内で土砂崩れで霊園が崩壊。七尾市では墓石倒壊。珠洲市では霊園内の9割以上が被災など、石造物の多くが被害を受けていました。

一部地域では今後霊園自体の存続も検討を考えなければならない。それだけ大きな被害を受けている場所もありました。

2024年1月 令和6年能登半島地震 墓石及び石造物の被災報告 金沢 市営霊園 土砂崩れ現場

2022年3月 東北地震被災報告⑥

接着剤と芯棒は使いようです。

芯棒は効果があるのか?長さと太さと強さが求められます。鉄筋(鉄)は錆で劣化の恐れがあるので使用はお勧めできません。

ステンレスは?形状によると思います。芯棒だけでは効果なく接着剤を併用する必要があります。

しかし・・・接着剤をどう使うか!?これが結構重要です。

接着剤を折角入れても、写真のようにゴムパッキンを敷いてしまうと効果は弱くなってしまうようです。 

これは圧着力が弱ってしまうからだと考えます。

ゴムパッキンやその他のゴムのようなものを入れてしまうと重量はゴムに効いてしまい、接着剤にかかる圧力を弱めてしまいます。これではせっかく接着剤を使用しても効果を弱くしてしまいます。

石材店によって工法はそれぞれだと思いますが、しっかり説明ができることが重要かと思います。

 

圧着力を大事にする「礎」を是非ご選択ください。

2022年3月 東北地震被災報告⑤

墓石被害報告⑤

接着剤の量と接着量は比例ではない!

接着剤をどんなに多く使用しても、隅にゴム片や、文字彫りゴムなどを入れてしまうと、

接着力は弱くなってしまいます。

接着剤を広げるだけで、圧着量は関係なく、強く接着する!ということにはなりません。

 

2種類の接着剤を使っても強くない!

弾性、硬性の2種の接着剤を使用しても同じです。

最終的に必要なのは圧着だと考えます。

 

2022年3月 東北地震被災報告④

3月の地震後、4月4日には余震もありました。

福島は震度4です。

これらの石塔が倒れなかった事を願うのみです。

福島へ行った際、「今回で3回目の被災で、もうお墓を直す余裕はないです。」

と話してくださった方がいました。

「石材店は忙しく修理依頼してもいつになるかわからない」とも言われたそうです。

ご先祖様の為に作ったお墓で、現在苦しくなるなんて・・・胸が痛くなりました。

お墓の造り方を考える時が来ていると思います。

 

村墓地では、お金が無いからと自力三脚を組み墓石を吊り上げ直している方もいました。

新宅の石塔も直すということで礎の説明をさせて頂き、差し上げてきました。

次の地震では耐えてくれることを願うのみです。

 

がんばろう東北!!!!

 

 

2022年3月 東北地震被災報告③

供養塔、灯篭

落下や倒壊破損があります。

ゴムパッキンを使用した接着方法に問題があるのか、石材加工に問題があるのかは今後の調査で判明していくと思われます。

多層塔は高さが3M以上あり、人災やその他の建造物への被災も考えられます。

3.11では茨城の問屋街で大きな被害もありました。

石造物の建設方法を考えなければなりません。

 

2022年3月 東北地震被災報告②


伊達市の報告です。

①②枚目

ゴムパッキンが使用されていますが、これは接着剤の効果を減衰させてしまう恐れがあります。

 

③④枚目

古墓石接着ですが、たたきやコブがある石塔には接着剤の量が多くても効果は弱く、ほとんど接着できていません。

 

⑤枚目

自然石タイプの墓石は接着が難しいです。

 

⑥枚目

墓誌が倒れ、お石塔も動いてしまっています。

隣の古墓が倒れてきて外柵を傷つけています。

 

⑦枚目

年代が古いと、無接着の場合もあります。

点検をすればわかるので、早めの対処が必要です。

 

⑧枚目 

境内地の記念碑が転倒しています。

今回は夜だったので倒壊による人災は無かったようですが、参拝者がいたら危なかったです。

境内地の石造物の立て直しも考えなければいけませんね。


2022年3月 東北地震被災報告①

東北地震被災状況です。

寺院周囲 大谷石塀倒壊

境内 灯篭倒壊

墓石被害 

墓誌転倒

 

石塀や石灯篭の倒壊はまず最初にニュースになります。

最近は地方自治体で塀や石造物のチェックを行い、通学路などにある場合は固定し直しなどの指導が行われています。

 

墓石被害の特徴として、芝台(一番下の台)とその上、中台の接着不良が多々見られます。

墓石本体はしっかり接着してありますが、その下の接着不備は非常に多いです。

 

墓誌転倒も多くみられます。石塔本体の被害は免れていても、墓誌や小物が被災することで、本体に傷が付いたり、隣のお宅のお墓に傷をつけることもあります。

 


2021年2月 東北地震について

この度の東北地震において被災した皆様に心よりお見舞いを申し上げ、早期の復興を心よりお祈り申し上げます。

 

今回の地震に私は岩手県で遭遇をしました。

幸い大事には至りませんでした。

 

写真は福島県内です。


長野北部地震 2018年(平成30年6月18日)

 大阪北部で被災したお墓の状態を報告致します。

石塔の倒壊がかなり目立っていました。この霊園ではほとんどが無接着?という工法です。

阪神淡路で大きな被害を受けた地域なのにどうして無接着なのか理解ができません。

墓相も色々ありますが、お客様がお墓を建てる。選択はお施主様だと思います。

阪神淡路の地震から何年経つのでしょう。

このままでいいんでしょうか・・・・・。

 

 

 



長野北部地震 2018年(平成30年)5月25日

 先日の地震で被災したお墓の状態を報告致します。

石塔の倒壊が目立っていました。接着剤だけで止めているものはほとんど倒壊しています。

ゴムパッキンを入れ施工してある墓石の倒壊が顕著です。地上型納骨室にもゴムパッキンが使用さ、こちらも倒壊しているものが多数ありました。

ゴムパッキン施工をなぜやめないのか、どんな理由で使用しているのか、使用してる石材店に面と向かって聞いてみたいです。

 


熊本地震 2016年(平成28年)4月14日

 被災したお墓の状態を報告致します。

熊本市営霊園では石塔がの倒壊が目立っていました。接着剤だけで止めているものはほとんど倒壊しています。ゴムや鉛を入れた状態でも接着剤の効果は低くなっています。

外柵も古いものいは破壊され手つかずのものもまだまだ大量にあります。

震源地益城町の墓地は見るも無残な状態です。

どこから手をつけていいのか・・・。

熊本のお墓修理業者ご案内致します。

まだまだお墓の修理が進んでいません。少しでもお役に立てればと思い、現地石材店のご紹介をさせて頂いておりいます。

熊本で被災したお墓修理のプロ業者をご紹介致します。

グループ3社でお墓の修理を承っております。

法要がある

急ぎで直したいなど、お気軽にご相談ください。

 

担当 神津 090-3333-2864  まで直接お問い合わせください。

 


 

 

鳥取地震 2016年(平成28年)1月21日

 石塔の倒壊が主で、一部納骨室の破損がありました。接着剤で止めてはいるようですが、厚みがたらなかったり、接着自体していないものも多かったです。 四つ合わせの石が多く、大きく口が空いてしまっていました。被災した墓石にはブルーシートがかけられたおり、まだまだこの先修復には時間がかかりうそうな感じです。